空師とは
空師(そらし)の仕事場は地上数十メートル、天を衝くような大木の上。木よりも高い建物がなかった時代に、誰よりも空の近くで作業することからその名は付いた。
古来より木造建築を用いてきた日本では、代々、木を植え、育て、切り、使う文化がある。屋敷林や寺社林は、冬場の季節風から建物を守るとともに、後の子孫が屋敷や寺社を建て替える時のために、先祖が残した資材でもあった。
長い年月を経て立派に育った大木を伐ることは、ややもすれば勿体ないと考えがちだが、適切な時期に伐採して材木にすることは、木を植えた先人の思いに繋がる。
屋敷や寺社の屋根を壊すことのないように安全に、さらに木の価値を活かすように伐る。先人の思いに高度な技術で応えること、それが空師の仕事。人と自然との共生「植え、育て、切って、使う」木の文化。持続可能な社会のために空師がいる。























































